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TOMIX 583系JR東日本N1・N2編成レビュー

乗り鉄と模型鉄を兼業している人なら、一度は「乗った車両は欲しい!」と思うことがあるでしょう。御多分に漏れず私もそのクチで、特に国鉄型の特急・急行車両は金に糸目をつけず買ってしまったことが何度もあります。年末のあけぼの81号乗車から1ヶ月あまり経ち、それまで特に気にしていなかった583系が欲しくなったのでつい衝動買いしてしまいました。ネットの各ショップは軒並み売り切れ、オークションでも高騰という厳しい品薄状態ではありましたが幸い三宮のポポンデッタに1編成残っており、本日購入となりました。久々のセット購入、そして初のTOMIXハイグレードモデルということで、以下レビューをどうぞ。

まずはセット内容から。JR東日本に残る583系は秋田車両センター所属のN1・N2編成1本だけとなっており、定期運用こそないものの波動用として主に東日本各地で力強い走りを見せています。このセットはその編成を再現したもので、国鉄時代とは異なるJR東日本所属車の特徴をよく捉えていると思います。編成は以下の通りで、固定1編成しかないため車番は印刷済みでした。
クハネ583-8→モハネ582-106(T)→モハネ583-106→モハネ582-100(M)→モハネ583-100→クハネ583-17


TOMIXのハイグレードモデルの特徴の一つはボディーマウントTNカプラーが標準装備となっている点です。別売のTNカプラーに交換するとそれなりに費用がかさむため、通常のものより若干割高なハイグレードシリーズでも結果的には安上がりだったりするので一考の余地ありではないでしょうか。今回の583系に限って言えばトイレタンクも付属しており、トータルで見ればかなりお得な感じになっています。連結器の形状などどうでもいい、と言う人も中にはいるでしょうが、周辺の床下機器を実車通りに取り付けることができるとやはりリアリティがぐっと増して見えるのではないでしょうか。パーツが一通りセットになっていて買い足す必要がないのも嬉しいところです。他にも台車スノープロウや無線アンテナ、ホイッスルなど必要なパーツは一通り入っていました。

車体はもちろんのこと、室内の再現度もなかなかのものでした。583系の特徴的なシートピッチの広いボックス席がよく再現されています。このままでも十分なのですが、私の乗ったあけぼの81号は当然寝台セット状態だったので座席部分は改造が必要です。ボックス席の背もたれに乗せる中段寝台を含め、車内は加工ポイントが多く楽しめる予感がしてきました。あけぼの81号再現に向けて少しずつ工作を進めていこうと思います。

今回はポポンデッタで購入したため、比較的高額ということもあってレンタルレイアウト60分無料券を2枚ももらってしまいました。さすがに1人で2時間も走らせると飽きてしまうので、同好会の友人でも誘って行こうと思います。旅行と模型で財布が極寒状態なので、これからはしばらく近場で撮影の練習でもしようかと思う今日このごろ。また何か面白いネタが撮れればここに載せたいと思います。

出雲3・2号レビュー

昨日に引き続き模型のレビューです。編成が揃ってから部室に放置していたものを回収してきたのでその詳細でも書こうかと思います。


1998年に「サンライズ出雲」が投入されるまで、浜田発着の出雲1・4号の後を追いかける出雲3・2号は14系客車で運転されていました。編成は少しずつ変化してきたものの、最後まで14系14型客車が原型のまま数多く使われてきました。末期はシングルDXやシングルツイン・ツインなど個室車両を連結し、また格安切符ユーザー向けの3段B寝台も連結するなど変化に富んだ編成だったようです。今回はその最末期の編成を再現しました。

両端は原型のスハネフ14です。1両目にはTOMIX製「富士・はやぶさ」セットのバラを使っているため少し仕様が違っています。この車両は現在集めている「富士」の付属編成に転属させる予定なので新たに別のスハネフ14を用意する必要がありそうですが……

2両目はオロネ14-300、3両目はオハネ14-300です。出雲3・2号電車化後この2形式は「あかつき」へと転用されており、今回はあかつきセットのバラを逆転用という形で編成に組み込んでいます。他の車両はすべて白帯ですがこの2両はグレードアップされた金帯仕様なのでちょうどいいアクセントになるのではないでしょうか。3号車の2段窓もなかなか個性的で気に入っています。

4両目から7両目は基本形式のオハネ14です。外観はどれも同じですが、4号車は3段B寝台(通常は2段)、5号車は簡易コンパートメントとなっており、こちらも個性的な車両です。内装の加工はおいおい手を付けていくとしましょう。動画などを見る限りこの列車に使用されていたオハネ14はドアにまで白帯が回っているものがほとんどらしいので色差しは必要かもしれません。

こうして見るとまだ完成というわけではなく、細部の加工は必須といっていいと思います。原型を壊さないように弄るのは意外と難しいのですが、なんとか春の学祭には間に合わせたいところです。機関車はどうしたと思われる方がおそらくいらっしゃると思いますが、これもそのうちなんとか……東京機関区所属のEF65-1000と米子機関区のDD51-1000が充当されていたのですがこちらは各メーカーから発売されているのでさほど苦労はしないと思います。東京駅入線からの機回しや京都での機関車交換など、特徴的な走行シーンを再現するのもなかなか楽しいのではないでしょうか。同好会のレイアウトで走らせる日が楽しみです。

ED75+50系レビュー

新設すると言いつつ工事が滞っている自宅レイアウトですが、そのボードの主役にするべく集めていた東北(風)普通列車編成が揃ったので今回はそのレビューでも書こうかと思います。


ご覧のとおり真っ赤です。最近は西のほうで末期色なるものが増殖していますが、あのみすぼらしい雰囲気とは違っていかにも交流電化区間らしい赤色と言っていいでしょう。今までブルートレインばかり集めていたので何やら新鮮な気がします。

先頭に立つのはED75-700。東北各地で普通列車牽引機として活躍し、現在は工事列車や団体臨時列車、配給列車などで不定期に運用されています。模型はTOMIX・KATOの両社から発売されており、最近出回っているのはTOMIX製がほとんどです。KATO製のものは2003年頃から再生産されておらず、今回は偶然京都のポポンデッタで中古品を発掘し購入となりました。10年近く前の製品ながら特に傷もなく、パーツ残りこそありませんが動力も快適そのもので非常に使いやすそうです。C140相当のミニカーブが通過できるようで、場所を選ばず活躍してくれるのではないかと期待しています。側面換気窓にガラスが入っていないのが気になりますが、これはKATO旧製品の仕様らしいので致し方ありません。そのうちジャンク品からパーツをもぎ取ってはめ込むとしましょう。

後ろに繋がる客車はかなり昔のTOMIX製50系で、両端がオハフ50、中間2両がオハ50の4両編成となっています。すべて中古店でジャンク品を購入しているため傷はあり1両ずつ色合いも違いますが、実車も色合いが違うことはよくあったようでさほど気になりません。旧ロットのためライトはなく、1両はプラ車輪という始末。このあたりはおいおいメンテナンスしつつ修繕していこうと思っています。

客車のほうはともかく、ED75はかなり汎用性が高そうなので貨物列車や工臨なども牽かせてみたくなります。車両ばかり増備しても仕方ないのでそろそろレイアウト工事も再開しないといけないのですが……やはり走らせてこその鉄道模型なので走行環境の整備も早めにしたほうがいいのかもしれません。次回はこれと並行して集めていた「出雲3・2号」編成のレビューでもしようかと思います。

TOMIX「オロネ14-300」「オハネ14-300」レビュー

前の更新から少し間が空いてしまいましたが、相変わらず鉄活動は継続中です。11月1~4日の学祭では巨大レイアウトを展示し、普段はなかなか体験できない長大編成の運転も楽しめました。春から少しずつ集めて整備していた「日本海」は持ち込まれた全編成中一番長く走っていました。ヤードに並ぶ数々の編成を見ていると新しい模型が欲しくなってしまうのはもはや一種の病気でしょう。サークル内での私はブルトレ派という認識が定着しつつあるので、春の学祭までにもう1編成ブルートレインを組むことにしました。実物ならどんな編成でも見ているだけで楽しいのですが、模型化するとなるとやはりあまり単調な編成だと飽きてしまいます。それを避けるために決めているいわゆる「俺ルール」は「長すぎないこと」「少なくとも4種類程度の車種が混在していること」「実車に近づけるために改造が必要なもの」の3つです。「日本海」の場合は機関車まで入れて10両とそれなりの長さですし、金帯白帯混在にして車掌室の窓を小窓化するなどそれなりの工夫もしています。

前置きが長くなりましたが、この原則に従って何度も何度も脳内会議を開いた結果、再現する編成は「出雲2・3号」としました。当然実車など見たこともありませんが、この列車はサンライズ出雲の源流たる列車でそれなりに親しみが持てます。また14系14型がベースで、サンライズ化後は余った客車が「あかつき」に転用されたので比較的集めやすいという利点もあります。なお基本的な構成は以下のようになっています。

機:EF65-1000(田端) or DD51-1000(米子)
1:スハネフ14
2:オロネ14-300(シングルDX)
3:オハネ14-300(シングルツイン/ツイン)
4:オハネ14(3段式B寝台)
5:オハネ14(Bコンパートメント)
6:オハネ14
7:オハネ14
8:スハネフ14
9:オハネ14
10:スハネフ14

()なしの車両は一般的な2段式B寝台、()つきの車両が特殊車両です。要改造なのは4号車の3段寝台と5号車のコンパートメントでしょうか。どちらも標準的な2段寝台から改造することになるのですが、内装しか弄らなくてよいのでそれほど手間はかからないでしょう。文字通り「軽工作」が楽しめると思います。

先日買ったのは2号車と3号車で、前者は2005年ロットのTOMIX「あかつき」セットのバラ、後者は同じくTOMIX「さよならなは・あかつき」セットのバラです。どちらも中古とは思えないほど状態がよく、新品と言って差し支えないレベルでした。

オロネ14-300


「出雲2・3号」で使用され、廃止後は「あかつき」に転用されたA個室車両。従来のA個室よりも部屋数を減らし、1つ1つの個室を広くとっているのが特徴です。模型でもその雰囲気は十分に出ていて、ベッドや洗面台まで綺麗に成型されています。できれば光ファイバーか何かを使って室内の読書灯を光らせたいのですが、そこまでできるかはまだわかりません。実車同様にオロネ25-300と非常に似ていますが、帯がドアまで回っていたり手摺の位置が違ったりと細かい違いは意外とあるようです。

オハネ14-300


オロネ14-300と同じく、「出雲」廃止後に「あかつき」に転用された車両です。個室配置は「トワイライトエクスプレス」のオハネ25-520と基本的に同じですが、窓の位置や扉の形状など、やはり微妙な差異はそこそこあります。編成中唯一の2段窓車両なのでちょうどいいアクセントになることでしょう。

今回購入した2両はいずれも「あかつき」の編成に組み込まれているもので、さよならセットのみならず2007年ロットですら余っている今、集めるのはそう難しいことではありませんでした。ゼロから作るのは難しすぎますし、少々古いとはいえ早い段階で確保することができて一安心です。

また今日は梅田と塚本のホビーランドぽちを物色し、単品では生産打ち切りとなってしまったオハネ14・スハネフ14の各車両も無事確保してきました。オハネ14のほうはそれなりに古く、内装の作りこみが甘いので改装して4号車の3段寝台か5号車のコンパートメントにしようと思っています。うまくいけば年末までに全編成を揃えることができるかもしれません。とはいえ急ぐ理由も特にないので、のんびりと工作も楽しみながら揃えていければと思っています。

固定レイアウトボード製作決定(?)

自宅に専用の模型レイアウトを作りたいというのは模型鉄の皆さんなら誰もが夢見ることでしょう。とはいえ実際は主にスペースの問題でなかなか設置できないのが実情です。部屋1つを占拠するような巨大レイアウトなど夢のまた夢。それでも省スペース型小型ボードならなんとか……と思いプランを組んでみました。場所も一応確保できたのであとはもう製作あるのみです。

plan1.jpg
とりあえず組んでみたプランがこちら。600×1200のボードを基準にし、下に500×500のボードを追加したL字型レイアウトです。平面なのでわかりにくいですが、真ん中左寄りの待避線が駅、右の待避線が車庫、上端部の引き込み線が山側駅となっており、エンドレス運転も往復運転も両方可能な設計としました。当然駅に入った列車をすぐ横の車庫に回送することも可能です。

実際に見てみると600×1200というスペースはさほど大きくありませんが、配線次第でそれなりに本格的なレイアウトも作れそうです。材料が手に入ったらすぐに着工する予定なので、その経過についても書いていけたらと思っています。構想としては今から10~20年くらい前の地方ローカル線といった感じでしょうか。部室のレイアウト補修などで練習はしたので気合を入れて作ってみようと思います。
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マヤカン

Author:マヤカン
他愛もない趣味活動の記録と記憶。
釣ったり撮ったり走ったり。日々是平穏、暢々日和。

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