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TOMIX新製品情報レビュー

春はダイヤ改正の季節、そして車両入れ替わりの季節でもあります。引退する列車のさよならセットや限定品などで評判の高いTOMIXからは今春も続々と新製品の発表がありました。今回は主に私の独断と偏見で目をつけた新製品の紹介でもしようかと思います。個別ページがあるものについてはリンクを貼りますが、ないものについてはTOMIX製品化決定速報に掲載されているPDFをご覧ください。

98909 しなの鉄道 169系(S51編成・S52湘南色編成)セット
92492 しなの鉄道 169系電車セット
さよならセットという形式ではありませんが、今春で引退するしなの鉄道の169系がHG仕様で模型化となりました。限定品はS51編成とS52編成の6両セット、通常品はしなの鉄道色3両セットで、限定品と通常品各1セットで現行のS51~53編成の3編成体制が再現できます。限定品は湘南色としなの鉄道色の抱き合わせといういささか面倒な売り方ではありますが、2種類のカラーリングの車両を同時に入手できると考えれば案外お手頃かもしれません。乗った列車はできるだけ買う主義の私にとってこの製品は購入決定の一品です。発売は5月とのことで、まだ2ヶ月ほどありますが気長に待ちたいと思います。

92833 JR 24系25型寝台客車(なは)セット
数年前にさよならセットの一部という形で製品化された「なは」が、単独編成の再現可能なセットとして発売されることになりました。特に目を引くのは後ろの2両でしょうか。編成端のデュエット車はさよならセットのオハネフ25-2100とは微妙に形状の異なるオハネフ25-2200が新規製作され、次点のレガートシートことオハ24-300も合わせて新規製作となりました。それだけでなく単品のオハネフ25-100とオハネ25-100も合わせてリニューアル生産が決定しています。いずれも洗面所窓の埋められたJR化後の姿を再現しており、銀帯のブルートレインならほぼ何にでも使いまわせる便利なコマとなるでしょう。こちらは製品化が決まってからそれなりに時間も経っており、3月中の発売が予定されています。また詳細は省きますが、単独編成時代の「なは」牽引に最適な下関所属のEF65-1000黒台車仕様の新規製作、全検出場後の下関所属車を再現したグレー台車仕様のEF65-1000の再生産も決まっています。こちらも関西の各種団体臨時列車や工事列車の再現などに使える汎用性の高い商品だと思われます。

【92498 キハ58系急行ディーゼルカー(べにばな・新潟色)セット】
私が初めて買ってもらった模型はKATOのキハ58系新潟色3両セットでした。既にそれから15年近くが経っていますが、ある意味思い出とも言えるこの車両がTOMIXからも発売されることになりました。さすがにKATOのものを既に持っているので購入の予定はありませんが、HG仕様での製品化ということもありクオリティは期待していいと思います。発売されたら店頭に眺めに行こうかと思う今日このごろ、発売は6~7月を予定しているようです。

【92856 14-500系客車(はまなす)基本セット】
【92857 14-500系客車(はまなす)増結セット】
ここ数ヶ月の新製品情報で一番目を引いたのは間違いなくこの製品です。かつてマイクロエースから発売されたときは窓割りがおかしいとか顔が違うなどと酷評され、その割に売れ行きは好調で現在でも中古商品はほぼ出回っていません。特徴的な顔のスハネフ14-500や個性あふれる窓割りのカーペットカーことオハ14-500など、多彩な車両を連結したはまなすの編成を綺麗に再現してくれるのではないかと期待しています。基本セットは閑散期の7両編成を再現しており、これに増結セットの4両編成と単品のオハネ25-0(品番2508 北斗星用増結仕様)を足すと繁忙期の12両編成も再現可能です。国内唯一の急行、そして唯一の座席寝台混結列車と異彩を放つはまなす号の模型化となると期待するしかありません。先述のしなの鉄道169系と同じく購入はほぼ決定でしょう。こちらは7月発売予定となっています。

KATOの最近の新製品情報がパッとしない中、これから数ヶ月でこれだけのネタを提供してくれるTOMIXの仕事っぷりには感嘆するばかりです。薄い財布からどうやって資金を捻出するか考えつつ発売を楽しみに待つとしましょう。明日はどうやら御着工臨が走るらしいのでその撮影にでも行こうかと思います。

TOMIX 583系JR東日本N1・N2編成レビュー

乗り鉄と模型鉄を兼業している人なら、一度は「乗った車両は欲しい!」と思うことがあるでしょう。御多分に漏れず私もそのクチで、特に国鉄型の特急・急行車両は金に糸目をつけず買ってしまったことが何度もあります。年末のあけぼの81号乗車から1ヶ月あまり経ち、それまで特に気にしていなかった583系が欲しくなったのでつい衝動買いしてしまいました。ネットの各ショップは軒並み売り切れ、オークションでも高騰という厳しい品薄状態ではありましたが幸い三宮のポポンデッタに1編成残っており、本日購入となりました。久々のセット購入、そして初のTOMIXハイグレードモデルということで、以下レビューをどうぞ。

まずはセット内容から。JR東日本に残る583系は秋田車両センター所属のN1・N2編成1本だけとなっており、定期運用こそないものの波動用として主に東日本各地で力強い走りを見せています。このセットはその編成を再現したもので、国鉄時代とは異なるJR東日本所属車の特徴をよく捉えていると思います。編成は以下の通りで、固定1編成しかないため車番は印刷済みでした。
クハネ583-8→モハネ582-106(T)→モハネ583-106→モハネ582-100(M)→モハネ583-100→クハネ583-17


TOMIXのハイグレードモデルの特徴の一つはボディーマウントTNカプラーが標準装備となっている点です。別売のTNカプラーに交換するとそれなりに費用がかさむため、通常のものより若干割高なハイグレードシリーズでも結果的には安上がりだったりするので一考の余地ありではないでしょうか。今回の583系に限って言えばトイレタンクも付属しており、トータルで見ればかなりお得な感じになっています。連結器の形状などどうでもいい、と言う人も中にはいるでしょうが、周辺の床下機器を実車通りに取り付けることができるとやはりリアリティがぐっと増して見えるのではないでしょうか。パーツが一通りセットになっていて買い足す必要がないのも嬉しいところです。他にも台車スノープロウや無線アンテナ、ホイッスルなど必要なパーツは一通り入っていました。

車体はもちろんのこと、室内の再現度もなかなかのものでした。583系の特徴的なシートピッチの広いボックス席がよく再現されています。このままでも十分なのですが、私の乗ったあけぼの81号は当然寝台セット状態だったので座席部分は改造が必要です。ボックス席の背もたれに乗せる中段寝台を含め、車内は加工ポイントが多く楽しめる予感がしてきました。あけぼの81号再現に向けて少しずつ工作を進めていこうと思います。

今回はポポンデッタで購入したため、比較的高額ということもあってレンタルレイアウト60分無料券を2枚ももらってしまいました。さすがに1人で2時間も走らせると飽きてしまうので、同好会の友人でも誘って行こうと思います。旅行と模型で財布が極寒状態なので、これからはしばらく近場で撮影の練習でもしようかと思う今日このごろ。また何か面白いネタが撮れればここに載せたいと思います。

出雲3・2号レビュー

昨日に引き続き模型のレビューです。編成が揃ってから部室に放置していたものを回収してきたのでその詳細でも書こうかと思います。


1998年に「サンライズ出雲」が投入されるまで、浜田発着の出雲1・4号の後を追いかける出雲3・2号は14系客車で運転されていました。編成は少しずつ変化してきたものの、最後まで14系14型客車が原型のまま数多く使われてきました。末期はシングルDXやシングルツイン・ツインなど個室車両を連結し、また格安切符ユーザー向けの3段B寝台も連結するなど変化に富んだ編成だったようです。今回はその最末期の編成を再現しました。

両端は原型のスハネフ14です。1両目にはTOMIX製「富士・はやぶさ」セットのバラを使っているため少し仕様が違っています。この車両は現在集めている「富士」の付属編成に転属させる予定なので新たに別のスハネフ14を用意する必要がありそうですが……

2両目はオロネ14-300、3両目はオハネ14-300です。出雲3・2号電車化後この2形式は「あかつき」へと転用されており、今回はあかつきセットのバラを逆転用という形で編成に組み込んでいます。他の車両はすべて白帯ですがこの2両はグレードアップされた金帯仕様なのでちょうどいいアクセントになるのではないでしょうか。3号車の2段窓もなかなか個性的で気に入っています。

4両目から7両目は基本形式のオハネ14です。外観はどれも同じですが、4号車は3段B寝台(通常は2段)、5号車は簡易コンパートメントとなっており、こちらも個性的な車両です。内装の加工はおいおい手を付けていくとしましょう。動画などを見る限りこの列車に使用されていたオハネ14はドアにまで白帯が回っているものがほとんどらしいので色差しは必要かもしれません。

こうして見るとまだ完成というわけではなく、細部の加工は必須といっていいと思います。原型を壊さないように弄るのは意外と難しいのですが、なんとか春の学祭には間に合わせたいところです。機関車はどうしたと思われる方がおそらくいらっしゃると思いますが、これもそのうちなんとか……東京機関区所属のEF65-1000と米子機関区のDD51-1000が充当されていたのですがこちらは各メーカーから発売されているのでさほど苦労はしないと思います。東京駅入線からの機回しや京都での機関車交換など、特徴的な走行シーンを再現するのもなかなか楽しいのではないでしょうか。同好会のレイアウトで走らせる日が楽しみです。

ED75+50系レビュー

新設すると言いつつ工事が滞っている自宅レイアウトですが、そのボードの主役にするべく集めていた東北(風)普通列車編成が揃ったので今回はそのレビューでも書こうかと思います。


ご覧のとおり真っ赤です。最近は西のほうで末期色なるものが増殖していますが、あのみすぼらしい雰囲気とは違っていかにも交流電化区間らしい赤色と言っていいでしょう。今までブルートレインばかり集めていたので何やら新鮮な気がします。

先頭に立つのはED75-700。東北各地で普通列車牽引機として活躍し、現在は工事列車や団体臨時列車、配給列車などで不定期に運用されています。模型はTOMIX・KATOの両社から発売されており、最近出回っているのはTOMIX製がほとんどです。KATO製のものは2003年頃から再生産されておらず、今回は偶然京都のポポンデッタで中古品を発掘し購入となりました。10年近く前の製品ながら特に傷もなく、パーツ残りこそありませんが動力も快適そのもので非常に使いやすそうです。C140相当のミニカーブが通過できるようで、場所を選ばず活躍してくれるのではないかと期待しています。側面換気窓にガラスが入っていないのが気になりますが、これはKATO旧製品の仕様らしいので致し方ありません。そのうちジャンク品からパーツをもぎ取ってはめ込むとしましょう。

後ろに繋がる客車はかなり昔のTOMIX製50系で、両端がオハフ50、中間2両がオハ50の4両編成となっています。すべて中古店でジャンク品を購入しているため傷はあり1両ずつ色合いも違いますが、実車も色合いが違うことはよくあったようでさほど気になりません。旧ロットのためライトはなく、1両はプラ車輪という始末。このあたりはおいおいメンテナンスしつつ修繕していこうと思っています。

客車のほうはともかく、ED75はかなり汎用性が高そうなので貨物列車や工臨なども牽かせてみたくなります。車両ばかり増備しても仕方ないのでそろそろレイアウト工事も再開しないといけないのですが……やはり走らせてこその鉄道模型なので走行環境の整備も早めにしたほうがいいのかもしれません。次回はこれと並行して集めていた「出雲3・2号」編成のレビューでもしようかと思います。

TOMIX「オロネ14-300」「オハネ14-300」レビュー

前の更新から少し間が空いてしまいましたが、相変わらず鉄活動は継続中です。11月1~4日の学祭では巨大レイアウトを展示し、普段はなかなか体験できない長大編成の運転も楽しめました。春から少しずつ集めて整備していた「日本海」は持ち込まれた全編成中一番長く走っていました。ヤードに並ぶ数々の編成を見ていると新しい模型が欲しくなってしまうのはもはや一種の病気でしょう。サークル内での私はブルトレ派という認識が定着しつつあるので、春の学祭までにもう1編成ブルートレインを組むことにしました。実物ならどんな編成でも見ているだけで楽しいのですが、模型化するとなるとやはりあまり単調な編成だと飽きてしまいます。それを避けるために決めているいわゆる「俺ルール」は「長すぎないこと」「少なくとも4種類程度の車種が混在していること」「実車に近づけるために改造が必要なもの」の3つです。「日本海」の場合は機関車まで入れて10両とそれなりの長さですし、金帯白帯混在にして車掌室の窓を小窓化するなどそれなりの工夫もしています。

前置きが長くなりましたが、この原則に従って何度も何度も脳内会議を開いた結果、再現する編成は「出雲2・3号」としました。当然実車など見たこともありませんが、この列車はサンライズ出雲の源流たる列車でそれなりに親しみが持てます。また14系14型がベースで、サンライズ化後は余った客車が「あかつき」に転用されたので比較的集めやすいという利点もあります。なお基本的な構成は以下のようになっています。

機:EF65-1000(田端) or DD51-1000(米子)
1:スハネフ14
2:オロネ14-300(シングルDX)
3:オハネ14-300(シングルツイン/ツイン)
4:オハネ14(3段式B寝台)
5:オハネ14(Bコンパートメント)
6:オハネ14
7:オハネ14
8:スハネフ14
9:オハネ14
10:スハネフ14

()なしの車両は一般的な2段式B寝台、()つきの車両が特殊車両です。要改造なのは4号車の3段寝台と5号車のコンパートメントでしょうか。どちらも標準的な2段寝台から改造することになるのですが、内装しか弄らなくてよいのでそれほど手間はかからないでしょう。文字通り「軽工作」が楽しめると思います。

先日買ったのは2号車と3号車で、前者は2005年ロットのTOMIX「あかつき」セットのバラ、後者は同じくTOMIX「さよならなは・あかつき」セットのバラです。どちらも中古とは思えないほど状態がよく、新品と言って差し支えないレベルでした。

オロネ14-300


「出雲2・3号」で使用され、廃止後は「あかつき」に転用されたA個室車両。従来のA個室よりも部屋数を減らし、1つ1つの個室を広くとっているのが特徴です。模型でもその雰囲気は十分に出ていて、ベッドや洗面台まで綺麗に成型されています。できれば光ファイバーか何かを使って室内の読書灯を光らせたいのですが、そこまでできるかはまだわかりません。実車同様にオロネ25-300と非常に似ていますが、帯がドアまで回っていたり手摺の位置が違ったりと細かい違いは意外とあるようです。

オハネ14-300


オロネ14-300と同じく、「出雲」廃止後に「あかつき」に転用された車両です。個室配置は「トワイライトエクスプレス」のオハネ25-520と基本的に同じですが、窓の位置や扉の形状など、やはり微妙な差異はそこそこあります。編成中唯一の2段窓車両なのでちょうどいいアクセントになることでしょう。

今回購入した2両はいずれも「あかつき」の編成に組み込まれているもので、さよならセットのみならず2007年ロットですら余っている今、集めるのはそう難しいことではありませんでした。ゼロから作るのは難しすぎますし、少々古いとはいえ早い段階で確保することができて一安心です。

また今日は梅田と塚本のホビーランドぽちを物色し、単品では生産打ち切りとなってしまったオハネ14・スハネフ14の各車両も無事確保してきました。オハネ14のほうはそれなりに古く、内装の作りこみが甘いので改装して4号車の3段寝台か5号車のコンパートメントにしようと思っています。うまくいけば年末までに全編成を揃えることができるかもしれません。とはいえ急ぐ理由も特にないので、のんびりと工作も楽しみながら揃えていければと思っています。

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マヤカン

Author:マヤカン
他愛もない趣味活動の記録と記憶。
釣ったり撮ったり走ったり。日々是平穏、暢々日和。

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