なんでもない毎日が、かけがえのない宝物なのん

機材トラブルのおはなし

前回の記事で触れた第二次四日市遠征・中央西線遠征は友人が昔使っていた機材を借りて強行したものでした。というのもメイン機であり現在私が所有する唯一のデジタル一眼レフカメラでもあるNikon D3が不慮の事故により大破し工場送りとなっていたのです。当日は沿線で撮影準備をしていたのですが、地形の都合上ほんの少し足をすぼめて三脚を立てていたところ、目を離した隙に突風に煽られて転倒。電源は入り各種設定画面・再生画面等は正常に動作するもののファインダー周辺のダイキャストが割れ肝心のシャッターも下りないという致命的な大怪我に。一瞬の不注意と慢心を後悔しつつ、起きてしまった事故はどうしようもないので修理できないかNikon大阪サービスセンターに持ち込んで確認してもらうことにしました。

センターで対応してくれたスタッフの方いわく、複数に分割されるダイキャストのうち後ボディと呼ばれる台枠部分が破損していれば修理不能で返却とのこと。センターの設備では確認できないため、見積もりも出さずに即日工場送りとなりました。最大修理額は10万円を超えると言われましたが、冬から春にかけての忙しいシーズンに使い慣れたカメラが手元にないという状況だけはどうしても避けたかったので修理の道を選びました。もっともその段階では修理が確定したわけではなく、工場で点検して後ボディの破損が確認されれば未修理返却となる可能性もあったわけですが。

1月30日、修理が完了していればセンターに返送されているはずの予定日。不安だらけでセンターを訪ねると「直ってますよ」と嬉しい返事。不幸中の幸いというべきか、懸念された後ボディの破損はなく、無事元の性能を取り戻して帰ってきてくれました。
修理内容は以下の通りです。
・シャッターユニット・絞り機構・チャージ機構交換(オーバーホール)
・上ボディ・前ボディ交換
・ラバーグリップ交換
・視度調節ダイヤル不良対応
・測光機構不良対応
(総額:96000円)

こう書くと何やらややこしいですが、要するに「ここが壊れたら終わり」という骨格部分以外の全てが新品になったということです。擦り傷・打ち傷だらけでテカリも出ていたダイキャストは深みのあるマットブラックへと復元されており、約24万ショットと消耗していたシャッターユニットも新品交換されたのでまたゼロからスタートできます。地味に不満だった測光機構の不具合(基盤損傷のためマルチパターン測光が使えない)もついでに修正されていました。もともとD3のシャッター耐用回数は30万回程度と言われており、使い続けるには部品保有期限の今年9月までにオーバーホールに出さないといけない状況でした。その代金が約75000円とされており、いずれにせよ出費の大半はいずれ必要になる出費だったので仕方ないと納得しています。もっとも急な事故だったため資金の半分は母から借りており、働き始めたらすぐに返さないといけないところではあるのですが。

突然の事故により破損した愛機、一時はこのまま廃車という可能性も決して低くなかったのが事実です。中古品をもう1台買い直すのと修理するのはほぼ同程度の出費ですし、当座の資金援助は受けられそうだったのでD3sへの乗り換えも検討しました。しかし修理できるならやはり修理して使い続けたいという思いは変わりませんでした。一昨年2月に今のD3を手にして以来撮った列車は数知れず。何気なく撮った1枚も、唇を噛むほど悔しかった1枚も、涙が出るほど嬉しかった1枚もすべてこのD3で撮影したものでした。それだけ愛着と恩のある機体を放棄することなどできませんし、自らの不手際を誠実に処理することが私なりのけじめでもあったわけです。そうして復活した愛機は、翌日の運用復帰時から早速気持ちのいい絵を吐き出してくれました。現在のペースであれば年1万ショット程度、シャッター耐用回数だけを目安にしてもあと30年は使える計算です。いずれD500など新しい機材を手にする日が来るかもしれませんが、そうなってもこのD3は決して手放すことなく大事にしていきたいと思っています。

新年

あけましておめでとうございます。相変わらず不定期更新でついに年を跨いでしまいましたね……

書いていないだけでネタはいろいろとあるといえばあるのですが、整理が追いついていないのでFlickr埋め込み機能のテストも兼ねて昨年最後に撮った写真でも貼ってお茶を濁しておきたいと思います。
DSC_9410
2015/12/13 16:15 立花-甲子園口

ロンチキの情報をいただき、夕方の晴れ間を狙って友人2人と武庫川へ。晴れればエロ光で検明けピカピカの1109号機を撮れるというところでしたが、残念ながら太陽は雲の中。上り勾配を爆走するDDの轟音を堪能できたのがせめてもの救いです。

のんびりしていられる時間もあと僅かでますます出撃回数の下がりそうな今年ですが、撮影だけでなく釣りやら模型やら山歩きやらも少しずつでいいので続けていきたいところです。更新頻度は上がりそうにもありませんが、本年も当ブログをよろしくお願いいたします。

小さな池の思い出

気づけばずいぶんと放置してしまいました。やはり飽きっぽい私にはこまめに更新するのは難しいようです。
今回は特にこれといってネタがあるわけでもないのですが、ひょんなことから昔のことを思い出して懐かしくなったのでその話でも。

久々にバス釣りでもしたいと思い琵琶湖あたりに行こうとルアーを買ったあたりで、中学生の頃自転車で行ける範囲にバスの釣れる場所がないか必死に探し回っていたことを思い出していました。その頃は基本的に小バスしか釣れないもののそれなりのサイズもいる都会のオアシス、西宮大池によく行っており、頻繁にネットでも情報を漁ったものです。といってもローカルな池ゆえ地元民以外の目立った情報はなく、釣具屋が闇放流をしているだのスッポンをとりに業者が来るだの眉唾モノの話が並んでいたに過ぎませんでした。

そうした情報を見ていく中で、周辺にある野池とも呼べないような小さな池にもバスがいるという話をちょくちょく聞いていました。もちろん釣禁の極小池ばかりで、現実的に考えればデカバスなどいるわけがありません。しかし大型魚の噂に加えてどこから持ってきたかわからない心霊ネタがやたらと多く、子供だった私は怖いもの見たさにそうした池に突撃してみたくもなったものです。中でも首なし死体が上がったことがあり、人肉を食って育ったバスがいるという噂があった芦屋市某所の池には実際に行ってみたりもしました。そこには申し訳程度の柵と決して深くなさそうな小さな池があるだけでデカバスの気配などなく、わずかに木に引っかかったラインやルアーの残骸が過去の訪問者の存在を教えてくれるだけでした。しかし唯一、池の奥に広がるかつて邸宅があったであろう雑木林と震災で崩れたと言われる燈籠の台座が異様なオーラを放っていたことは今でもぼんやりと覚えています。

考えてみれば閑静な高級住宅街でそんな猟奇的な事例でもあればローカルニュースぐらいにはなるでしょうし、そうしたニュースが見つからない以上完全な飛ばしであることは明白なのですが、なんでもかんでも信じてしまう単純なアホガキだった私にはその手の噂は怖いながらも結構面白いものでした。書き始めるとキリがないのでこのへんにしときますが、芦屋・西宮周辺の野池にはブラックバス生息の噂とともに心霊現象の噂が必ずといっていいほどついて回っていたのです。

閑話休題。
久々に釣りでも行こうと野池を探していたところで、ふとその池のことを思い出し、今はどうなっているのだろうとストリートビューを開いた私は愕然としました。場所は確かに合っており、地図上にも池がはっきりと書いてあるにもかかわらず、ストリートビューに映し出された景色には池などなく、ただ整地された空き地が広がっているだけでした。撮影されたのは今年の2月、つい最近潰れたことは明らかです。調べてみると昨年宅地開発が決まり埋め立てられたとのことでした。釣果の証明もなく、ただ名無しの掲示板住民たちによって語られるだけだったミステリアスな池は唐突に姿を消していたのです。

先ほどなんでもかんでも信じてしまう単純なアホガキと言った過去の私ですが、そうはいっても現代っ子の中学生。まず間違いなく心の奥では場違いなデカバスも心霊話も全部根も葉もない噂だと理解していたでしょう。それでもそんな話にはどこか夢がありましたし、心の奥ではそんな夢のある話が事実であってほしいと思っていたのも間違いないのです。

このまま記録からも記憶からも消えていくであろう取るに足らないデカバスと心霊の噂話ではありますが、その話に心躍らされた私ぐらいは、そんなくだらないことを覚えていてあげてもいいのかもしれない、そう思った丑三つ刻でした。

何やら果てしなくどうでもいい話をつらつらと書いてしまいましたが、もともとこんな話をするために作ったに等しいブログだしまぁいいかって感じです。たまには昔話も悪くないですね。

久々に大池にでも釣り行きたいな

生存報告

お久しぶりです。最後の更新から2ヶ月半も経っていたことに自分でも驚きを隠せませんがとりあえず広告消しも兼ねて更新します。

長かった夏休みも終わってしまいましたが、その夏休みに北海道へ遠征しJR北海道全線完乗を達成してきました。10泊11日というとんでもない長さになりこのブログでその様子をお伝えすることは難しいので、Twitterまとめのほうをご覧いただければと思います。このブログをご覧の方は多くがTwitter経由だと思うのでわざわざ載せ直す意味はあまりないかもしれませんが、これを見て少しでも旅の雰囲気を感じていただければ嬉しいです。
【自分用まとめ】とある学生の旅行記録 試される北の大地編

最近は久しぶりに模型の増備も進めているので、一段落したらそちらのほうも紹介できるかと思います。今後も不定期更新となる可能性が非常に高いですが、気が向いたら覗きにきてください。それではまた。

近況報告

しばらく間が空いてしまいましたが旅行は無事終了し夏バテ気味ながらもなんとか生きてます。特にネタもないので生存報告を兼ねて近況を少々。

まずは前回の更新でも言っていた四国旅行です。夜行フェリー往復の弾丸ツアーで相当消耗しましたが、特急乗り放題のバースデーきっぷのおかげで島内では快適な旅が楽しめました。高松のうどんや高知のカツオやウツボなど地元のグルメに舌鼓を打ちつつ、3日間でJR四国および土佐くろしお鉄道の全線を無事完乗しました。詳しくはいつものようにTwitterのまとめを作成したのでご覧ください。旅の雰囲気が伝われば幸いです。
【自分用まとめ】とある学生の旅行記録 四国バースデーきっぷ旅行編

もう一つ、写真の話も少々。最近どれだけ適正露出に合わせても色の薄い写真しか撮れず、RAW現像を試してみることにしました。先輩からはNikonのレンズはそういうものだからCanonに乗り換えようなどと誘われましたがさすがにそこまでの余裕もなく、しばらくは現像でいろいろ弄ってみたいと思っています。まだRAWで撮影したデータがほとんどなくここに上げられる写真もありませんが、いくらか撮り溜めたら比較画像でも上げてみようかと思います。

最後に今後の予定を少々。今夏は特に乗り潰し遠征の予定はなく、暫定的に8月10日夜出発のムーンライトながらの切符を押さえてあるだけです。秩父鉄道の専用貨物やパレオエクスプレス、群馬の安中貨物、残り少ない東北筋のブルートレインなどネタはいくつかあるのですが、本命の安中貨物が盆休み中に動くかどうか怪しいのでこの遠征も実行できるかどうかは怪しくなってきました。関東遠征をキャンセルした場合、余る18きっぷで伯備貨物や東海貨物を日帰り撮影する予定です。また伊勢の友人宅に泊まっての三岐貨物撮影計画もあり、いずれにせよ今夏は撮影がメインとなりそうです。

前に書いた模型ネタなども停滞気味ですが夏休みの時間のあるうちにおそらくは一気に進められることでしょう。決して提督の任務に追われているとかそういうわけではありません。ではまた。
プロフィール

マヤカン

Author:マヤカン
他愛もない趣味活動の記録と記憶。
釣ったり撮ったり走ったり。日々是平穏、暢々日和。

※すべての画像はクリックで拡大します。また画像は特記ない限り全て管理人撮影のものです。悪意あるものでなければご自由にご利用ください。

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