なんでもない毎日が、かけがえのない宝物なのん

2017シーズン宗谷ラッセル追っかけの記録

北海道から帰ってきてはや1週間近く。重い腰を上げて現像も済ませたところで、結局今回も期せずして遠征のメインとなった宗谷本線ラッセルのネタでも書こうと思います。

2015年度で終わりだなんだと噂の飛び交った宗谷ラッセルも、蓋を開けてみれば何事もなかったかのように走り始めました。とはいえ時刻が大幅に変わったという話もあり、中には追っかけはもう無理だ……なんて声も。しかし停車パターンが変わっただけで列車自体の速度が上がったわけでもない、となれば追っかけは可能なはず。詳細な時刻もネットに出ているのでどれほど撮れるモンなのかと試してきました。昨年友人が書いていた追っかけ指南の焼き直しみたいなものです。二番煎じだろって?そうだよ(便乗)

1発目 勇知駅周辺
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8時過ぎに南稚内を出る雪372レ。日本海側を走り、天気に恵まれれば名峰・利尻富士も拝めるこの界隈からまずはスタートです。写真は昨年抜海-勇知間で撮影したものです。今回は勇知駅を出て2つ目の踏切付近で利尻富士バックを狙ったのですが当たり前というべきか山は厚い雲の中。諦めて接近戦に臨んだもののウイングすら開かないという残念な結果に終わりました。

2発目 豊富-下沼
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兜沼を経由して国道40号に合流すればいよいよ本格的に追っかけ開始です。勇知から国道までの道はカーブも多く、夜間除雪がされないなど条件が悪いので無理はできません。国道をしばらく走って豊富市街を抜けたところで右に入ってオーバークロスへ。ここは道も広くクルマも横付け可能で収容人数も多いので楽に撮れました。

2.5発目 下沼-幌延
有名な国道オーバークロスやその先の踏切など撮影地の多い下沼界隈。2発目を撮ったあとノロノロ撤収していたらオーバークロスに間に合ってしまったのでその先の踏切を目指しましたが実はギリギリだったらしくすんでのところで間に合わず。あのままオーバークロスに行っていればと悔やみましたが、ここで無理をする必要はないように思います。道路条件がよければ間に合うかも、ぐらいに考えていたほうが安全でしたね……

3発目 安牛-雄信内
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言わずと知れた雄信内俯瞰。昨年まで10分程度あった幌延駅での停車が2分に削られ厳しくなったかと思いましたが、行ってみれば無理をしなくても普通に間に合いました。ただし今回は下段での撮影、しかも先客大勢で踏み跡がしっかりついているという好条件だったことは申し添えておきます。雪の深い状態で上段の俯瞰を目指すとなれば2発目から直行したほうが安全な気はします。

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ちなみにこちらが昨年登った上段での写真。最後の急な上りが厳しくキャパも狭いですが、長靴があれば十分登れるのも事実です。やはり時間があればこちらのほうがいいですね。

4発目 歌内-天塩中川
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雄信内で普通列車(4323D)と交換のため5分停車、その後トンネル内のつらら切りをするためここから先は相当時間がかかります。見かけの停車時間以上のマージンを安全に築けるのがここです。俯瞰からのんびり降りて身体についた雪を落としていても次の撮影地には余裕で間に合います。この近辺は派手な接近戦が楽しめるので、気合を入れるならここでしょうか。今回は雪の量こそ少なかったものの晴れてくれたので気持ちのよい撮影ができました。

5発目 天塩中川-佐久
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天塩中川駅では列番が変わり、ここから南は雪362レとなります(昨年までは音威子府で列番変更)。スーパー宗谷1号とここで交換するのは変わっていませんが、停車時間も30分と余裕があるので天塩中川を挟んで確実に2発撮ることができます。佐久ストレートはすっかり晴れ渡り、この日一番のコンディションとなりました。

6発目 恩根内-紋穂内
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今シーズンのダイヤで最も変わったのは音威子府停がほぼなくなったことでしょう。ここをクローズアップして追っかけは無理などという話が出るのも仕方ないのかもしれません。佐久界隈を早めに切り上げてその後をカットすれば恩根内には余裕をもって到着可能です。ここは昨年、写真のように晴れで爆雪という最高のコンディションだったので二匹目のどじょうを狙ったのですが、急に湧いてきたちぎれ雲に阻まれラッセルは回雪で撃沈。ここが晴れれば切り上げて音威子府に戻り名物そばを食らう予定だったのですが、このままでは終われないので泣く泣く諦めて南下します。

7発目 北星-日新
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撮りたいカットがあるから、というよりはもはや様式美。宗谷ラッセルを志して知らぬ者はいないド定番中のド定番、東恵橋。結局恩根内と同様回雪に近い状態でしたが、やはりここまで追っかけてきた満足感だけはありました。美深の停車がなくなった分その界隈からの追っかけは厳しくなりましたが、それより北からであれば十分追いつけるようです。

追っかけの行程同様ブログもダラダラ書いてしまいましたが、当初の予想通りというべきか列車自体の速度が上がったわけではないので追跡自体はそう難しいことでもありませんでした。とはいえ貴重な長時間休憩だった音威子府の停車がなくなったのは痛いですし、吹雪や凍結等コンディションによっては危険なのも事実でしょう。飛ばさなくても追いつくという意識を持って安全にいきたいものです。

桁外れのスケールで列車を追いかけ、雪にまみれて写真を撮る。行くまでも着いてからも過酷ですが、それに見合う刺激たっぷりの楽しさをくれる宗谷ラッセル。来季も同じような勇姿を見せてくれることを願ってやみません。
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