なんでもない毎日が、かけがえのない宝物なのん

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小さな池の思い出

気づけばずいぶんと放置してしまいました。やはり飽きっぽい私にはこまめに更新するのは難しいようです。
今回は特にこれといってネタがあるわけでもないのですが、ひょんなことから昔のことを思い出して懐かしくなったのでその話でも。

久々にバス釣りでもしたいと思い琵琶湖あたりに行こうとルアーを買ったあたりで、中学生の頃自転車で行ける範囲にバスの釣れる場所がないか必死に探し回っていたことを思い出していました。その頃は基本的に小バスしか釣れないもののそれなりのサイズもいる都会のオアシス、西宮大池によく行っており、頻繁にネットでも情報を漁ったものです。といってもローカルな池ゆえ地元民以外の目立った情報はなく、釣具屋が闇放流をしているだのスッポンをとりに業者が来るだの眉唾モノの話が並んでいたに過ぎませんでした。

そうした情報を見ていく中で、周辺にある野池とも呼べないような小さな池にもバスがいるという話をちょくちょく聞いていました。もちろん釣禁の極小池ばかりで、現実的に考えればデカバスなどいるわけがありません。しかし大型魚の噂に加えてどこから持ってきたかわからない心霊ネタがやたらと多く、子供だった私は怖いもの見たさにそうした池に突撃してみたくもなったものです。中でも首なし死体が上がったことがあり、人肉を食って育ったバスがいるという噂があった芦屋市某所の池には実際に行ってみたりもしました。そこには申し訳程度の柵と決して深くなさそうな小さな池があるだけでデカバスの気配などなく、わずかに木に引っかかったラインやルアーの残骸が過去の訪問者の存在を教えてくれるだけでした。しかし唯一、池の奥に広がるかつて邸宅があったであろう雑木林と震災で崩れたと言われる燈籠の台座が異様なオーラを放っていたことは今でもぼんやりと覚えています。

考えてみれば閑静な高級住宅街でそんな猟奇的な事例でもあればローカルニュースぐらいにはなるでしょうし、そうしたニュースが見つからない以上完全な飛ばしであることは明白なのですが、なんでもかんでも信じてしまう単純なアホガキだった私にはその手の噂は怖いながらも結構面白いものでした。書き始めるとキリがないのでこのへんにしときますが、芦屋・西宮周辺の野池にはブラックバス生息の噂とともに心霊現象の噂が必ずといっていいほどついて回っていたのです。

閑話休題。
久々に釣りでも行こうと野池を探していたところで、ふとその池のことを思い出し、今はどうなっているのだろうとストリートビューを開いた私は愕然としました。場所は確かに合っており、地図上にも池がはっきりと書いてあるにもかかわらず、ストリートビューに映し出された景色には池などなく、ただ整地された空き地が広がっているだけでした。撮影されたのは今年の2月、つい最近潰れたことは明らかです。調べてみると昨年宅地開発が決まり埋め立てられたとのことでした。釣果の証明もなく、ただ名無しの掲示板住民たちによって語られるだけだったミステリアスな池は唐突に姿を消していたのです。

先ほどなんでもかんでも信じてしまう単純なアホガキと言った過去の私ですが、そうはいっても現代っ子の中学生。まず間違いなく心の奥では場違いなデカバスも心霊話も全部根も葉もない噂だと理解していたでしょう。それでもそんな話にはどこか夢がありましたし、心の奥ではそんな夢のある話が事実であってほしいと思っていたのも間違いないのです。

このまま記録からも記憶からも消えていくであろう取るに足らないデカバスと心霊の噂話ではありますが、その話に心躍らされた私ぐらいは、そんなくだらないことを覚えていてあげてもいいのかもしれない、そう思った丑三つ刻でした。

何やら果てしなくどうでもいい話をつらつらと書いてしまいましたが、もともとこんな話をするために作ったに等しいブログだしまぁいいかって感じです。たまには昔話も悪くないですね。

久々に大池にでも釣り行きたいな
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マヤカン

Author:マヤカン
他愛もない趣味活動の記録と記憶。
釣ったり撮ったり走ったり。日々是平穏、暢々日和。

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